C 脱個室主義ののびやか空間


家というものは3LDK,4LDKと語るものだと思い込んでいませんか?

戦後の高度成長期の数だけが優先された時代に、

大企業に刷り込まれた概念がいまだに巾を利かせています。

家というものは本当に個々人の個室の集合体で良いのでしょうか?

家を新築,増築される方の動機の多くが

「お子さんの成長のため」です。

生まれたばかりのお子さんが大人になり、

一人立ちするまでの場が家という事です。

一人で独立できるまでを育てる場が

個室だけでないことは明白です。

むしろ家族とどのようにふれあい、

感じ合えるかが大切だとは思いませんか?

独立心を育むために個の場が必要だ、

というのは当然です。

そう「時によっては…。」「時期によっては…。」



現実的には家の大きさには

限度があるのです。

個室優先で家づくりを考えると

「小さな個室を多く造る」だけになり

子育ての結果としてお子さんが巣立った後は

「納戸だけが多くある家」になってしまうのです。


LOHASが目指す社会は「持続可能な社会」なのです。

もちろん家も長生きする事が必要になってきます。

その時大切な指標がこの『可変性』(フレキシビリテイ)なのです。

つまり子供や老人の変化に対応して住み続けられる『間取り』です。

「個」ではなく、まさにこの『間』を取る

プランニングが重要なのです。

家全体を1,2階とも屋根裏までも、

ひとつの空間として考えそれを時間によって

時代によってどう使えるように考えるか、なのです。

これを「空間構成」といいます。

時間によって空間構成を変化させる時

大切なのが『間仕切り』と『扉』なのです。


これも戦後の間違った刷り込みのせいで

皆さんは「壁」は固定して動かない物。

「扉」といえばドアという開き戸

を連想してしまいます。

「フレキシブルな間取り」を目指せば

なるべくオープンな空間が必要です。

「今は必要だから間仕切っておくけど

将来ははずして…。」という感覚で

可動壁や間仕切りを考えることが大事なのです。

ただし、建物の強度に関係する構造壁が

充分に取られている事が前提です。


そして『扉』。

ドアと称する「開き戸」とは、

「閉めてある事が前提で必要な時だけ開けて使うもの」です。

オープンな空間が求められるのです。

『普段は開けておいて必要な時が来れば閉める扉』が有効なのです。

そう日本に昔からある『引き戸』です。

「引き戸」と同じ考え方で可動壁や間仕切りを考えると

たとえ狭い空間でも「可変性」は無限の可能性を持ってきます。



もっと詳しくお知りになりたい方はこちらから
「ロハスな家、ガイドブックW」をご請求ください。